曹洞宗長松山常堅寺
当寺が曹洞宗寺院として開山するのは慶長元年(1596年)のことで、薄衣地区にある松月山東安寺の三世日秀文英大和尚が開いたお寺です。開基は門崎城主の門崎安芸守胤盛、法名固山常堅大居士であると伝えられています。ご本尊は阿弥陀如来です。
戦難免れた梵鐘
梵鐘は元禄10年(1697)に四世格翁円逸大和尚の代に鋳造され、多量の金を含有し響きも素晴らしく工芸美術的価値があることから、戦時中の金属品献納運動には檀家が力を合わせて供出の難から守ったとされています。現在文化財に指定され、寺宝として鐘の音を周辺に響かせています。
年間行事
1月 修正会(元旦御祈祷)
3月 春彼岸会年回忌合同
4月 大般若法会
8月 盂蘭盆会
9月 彼岸会
12月31日 大晦日除夜の鐘
常堅寺住職 後藤泰彦
宮城県石巻市出身
駒澤大学卒業
大本山總持寺祖院 大本山永平寺にて修行
岩手県一関市常堅寺住職
兼務:宮城県石巻市観音寺